9月17日(金)は、月に一度の PLM Advanced Customization(PLMカスタマイズ)を実施しました。
この勉強会は、弊社TOPWELLの文化となっており、社員同士の交流や知識向上を目的に行っております。
今回は、最終回としてwindchill Information Modelerを利用し、
任意データ作成、読み取り、更新、または削除を行えるCRUD機能を実装し、
独自のビジネスロジック、ユーザーインタフェースを構築するトレーニングに取り組みました。
windchill Information Modelerは、windchill環境をカスタマイズできる開発コンポーネントの1つですが、
本トレーニングではこの機能を利用してサーバーとクライアントの開発に使用するコードを生成します。
Information Modelerを利用してCRUD機能の概要としては以下となります。
(1)登録データの一覧機能
(2)データ詳細機能
(3)新規データ作成機能
(4)データ更新機能
(5)データ削除機能
機能実装する上で事前にトレーニング用の(※例としてアドレス帳データ)マスタデータ用クラスを作成し、
その過程でプロパティ(※例として名前、生年月日、性別)を定義します。
プロパティにはStringタイプなどの型、や必須の有無、最大文字数など定義できます。
このクラスにはアノテーション(@GenAsPersistable)を追加し永続化します。
その後、実装する機能で扱うデータを格納するための
マスタデータ用のテーブル定義、およびデータをDBに対して作成しました。
まずは(1)のトレーニング用登録データの一覧機能からの実装から着手しましたが
受講者の皆さんのJavaの理解度とお互いの知識共有などの協力もあり、
実装が完了し、全員が無事動作させることができました。
続けて(2)以降の機能ついてもトライして頂きましたが、
Javaに精通されている受講者についてはスムーズに実装を進めることができましたが、
残念ながら時間の都合もありすべての機能を終えることができませんでした。
しかし、効率良くInformation Modelerを学ぶことでき非常に有意義なトレーニングとなりました。
今回ですべてのトレーニングが終了にはなりますが、
次回開催時のカスタマイズトレーニングではより難度の高いカスタマイズ内容を盛り込んだ内容となるでしょう。
今後もメンバーのスキル向上や新製品・新サービスの開発に向け、より一層精進して参ります!