7月16日(金)は、月に一度の PLM Advanced Customization(PLMカスタマイズ)を実施しました。
この勉強会は、弊社TOPWELLの文化となっており、社員同士の交流や知識向上を目的に行っております。
今回は、前回実装したダウンロード機能にて、実際に取り出したCSVファイルをインプットとし
CSVファイルからの部品(WTPart)、ドキュメント(WTDocumet)をアップロード登録するための
カスタマイズ(アドオン)としてトレーニングを行いました。
実装する処理概要としては以下となります。
・ドキュメント(WTDocument)、部品(WTPart)が持つ属性のCSVファイルのアップロード機能
実装の前提として、今回はアップロードメニューはWindchill機能として存在する「クイックリンク」に設けます。
そのメニューからアップロードロード画面を起動し、CSVアップロードが可能となる要件とします。
(1)アップロード用のメニューを設ける
(2)アップロード用の画面(JSP)を実装
(3)アップロード処理用のプロセッサークラスへ処理実装
前回同様に今回も独自メニューとしてCSVアップロード用メニューを設け、標準機能を拡張するところから始まりますが
ここは1回実施したこともあり、すんなりとメニュー作成はできました。
そしてアップロード画面を作成するためのJSP側にはアップロードするための標準HTML(input type=file)を使い、サーバー側のカスタマイズ実装ではリクエストパラメーターとしてファイル受信します。
受信したファイルはダウンロード実装の際に格納したサーバー側フォルダに保存し、
そのCSVファイルから各タイプの属性データを部品(WTPart)、ドキュメント(WTDocumet)に反映する実装を行いました。
とはいえ、これまでに各タイプのオブジェクト取得、指定属性への属性値の反映はトレーニングしていたため
今回は大きな問題もなく、受講者の皆さん要件をこなすことができました。
次回は、前回と今回のトレーニングで学んだ内容をさらに発展させた
要件を盛り込んだカスタマイズトレーニングを実施していきます。
今後もメンバーのスキル向上や新製品・新サービスの開発に向け、より一層精進して参ります!