3月26日(金)は、月に一度の PLM Infrastructure(PLMインフラ)を実施しました。
この勉強会は、弊社TOPWELLの文化となっており、社員同士の交流や知識向上を目的に行っております。
今回の勉強会は具体的には
・Windchillアップグレード
でした。
今回トライするアップグレードは「Windchill 11.1」から「Windchill 12.0.1」のアップグレードです。Windchillソリューションをアップグレードするために必要な作業概要としては以下となりますが、特にアップグレード先バージョンのWindchill環境の構築しておくことがポイントになります。
1)ソースシステム(11.1)のリリースに応じて、最新のクリティカルパッチセットパッチを適用
2)アップグレード必須のWindchill Diagnostic Utility(WinDU)タスクをソースシステム(11.1)を実行し、報告されたすべての問題を修正
3)ソースシステム(11.1)のデータベースとLDAPをそれぞれのデータをエクスポート
4)アップグレードにボルトが含まれている場合、ソースシステム(11.1)のリモートサイトとマスターサイトのボルトをからターゲットシステム(12.0.1)にコピー
5)ターゲットシステム(12.0.1)をセットアップし、ターゲットシステム(12.0.1)が完全に機能していることを確認
6)ターゲットシステム(12.0.1)にカスタマイズを適用
7)手順3で取得したデータベースとLDAPのデータをターゲットシステム(12.0.1)にインポート
8)「Upgrade Manager」を実行
これらの作業をすべて実施した段階で動作検証も必要になります。
今回はWindchillヘルプセンターで公開されているアップグレードの項を参考にアップグレード手順を試みていくトレーニングを行いました。
尚、トレーニング目的としてはアップグレードを成功させることよりもアップグレード手順を体感していくことに主眼を置きました。
本トレーニングの講師もアップグレード作業は初トライということもあり
探り探りで手順をこなしていくため、前回同様に困難を極めましたが
受講者の皆さんのご協力もあり、なんとか「Upgrade Manager」コマンドを実行する手順まで辿り着きました。(今回は時間の都合上、ここでタイムアップ)
今回を以ってインフラトレーニングは終了にはなりますが
初のインフラ関連の内容を扱ったこともあり、上手くいかない箇所も多々ありましたが、
次回開催時はグレードアップした内容でトレーニングできることでしょう。
今後もメンバーのスキル向上や新製品・新サービスの開発に向け、より一層精進して参ります!