INFORMATION

【勉強会】PLM Infrastructure(PLMインフラ)実施 (2020年12月度)

TOPICS2020.12.28


12月18日(金)は、月に一度の PLM Infrastructure(PLMインフラ)を実施しました。
この勉強会は、弊社TOPWELLの文化となっており、社員同士の交流や知識向上を目的に行っております。

今回の勉強会は具体的には
・リホスト
・Active Directory連携リトライ(※連携レベル2が前回できなかった人向け)
でした。

今回はトレーニングの予定通りリホストから実施する人、
前回AD連携で実現できなかった分を再度挑戦したい人とで二手に分かれて講義を進めました。

リホストは既にインストール済のWindchillの各機能に登録、設定されている
「ホスト名」情報を任意のホスト名に書き換えたい場合に実施をします。
例としてある環境(※クラウド環境が前提)に登録済みの各種データ(BOM、CAD、ボルトなど)を使って
総合テストを実施したいが、元の環境を維持したままコピー環境を作るにはデータ移行に工数がかかることになります。
その場合の実現方法の一つとして環境コピー後、リホスト実施して総合テスト環境用のホスト名に書き換えることで
意図したコピー環境を構築することができます。

今回のリホスト実施するWindchillは各自のHyper-V端末内に構築していますが、
WindchillとDB(oracle)が同居している環境です。
そのため事前準備としてDB側の設定ファイルの書換えとリスナー再作成など手間かかる作業がありましたが、
それが終われば必要ライブラリ(wcRehost.jar)の配置とリホスト用プロパティファイルを作成すればリホスト実施の準備完了となります。

DBに接続できないエラーなどトラブルは発生したものの
リホストを実施し、何とか実施結果が「SUCCESSFUL」(実施成功)となるまで辿り着きました。
ただし、今回実施後の動作検証ではなぜかWindchillにログインするとアクセス権限エラーとなる問題が発生してしまいました。
受講者含め全員で解決のため試行錯誤しましたが、残念ながら原因不明のまま解消させることができなかったため、次回までに講師が再トライして結果報告する予定です。

※本トレーニングでは「ファイルボルトとレプリケーション」の概要についても触れる予定でしたが、想定外にリホスト作業に時間がかかってしまったため、
時間の都合上、次回のトレーニングへ持越しすることにしました。

今回でインフラトレーニングも半分が終わりましたが、
来年1月以降も引き続きトレーニングを行っていく予定です。

今後もメンバーのスキル向上や新製品・新サービスの開発に向け、より一層精進して参ります!